ロックさんのメール
★北朝鮮が動き出す?
★【Newsweek Japan Online】
http://www.asyura.com/0304/war29/msg/205.html
世界の耳目がイラクに集まっているときに、
「北朝鮮がどうやら弾道ミサイルの発射
実験をしそうだ」
という情報が流れて、周辺諸国が神経を尖らせている。
地対艦ミサイルと違って弾道ミサイルの発射実験は、
小泉首相が訪朝したときの平壌宣言に明
らかに違反する。
そしてミサイルに搭載できる核弾頭を保有しているかもしれない
とされるのだから、日本にとっては重大な脅威だ。
太陽政策を継承する韓国は、
北朝鮮に明確なメッセージを送っている。
フセイン政
権の大量破壊兵器を破棄するとして
イラクを攻撃するアメリカを支持したのだ。
北朝鮮が核開発を続けるのなら、韓国はアメリカと
連携して北朝鮮に圧力をかける、
という意図を示した。
日本もアメリカを支持しているのだから、
同じように北朝鮮
問題を座視することはないという
メッセージを送ったわけだ。
日本にとっての問題はここから始まる。
北朝鮮の核武装を阻止する方法は、もちろ
ん軍事的な圧力だけではない。
まず外交交渉をしなければならないし、核兵器開発
を断念させるためのアメ(経済援助)と
ムチ(経済制裁)も必要だ。
そして日本
は、アメとムチの両方でかなりの
影響力を行使できる力がある。
ただ拉致問題でも明らかなように、
北朝鮮相手の交渉は大変だ。
今回のように突然
いわゆる「瀬戸際外交」を展開して、
相手国を自分のペースに引きずり込もうとする。
これにどう対処するのか、
ということを日本は考えておかなければならない。
たとえば在日朝鮮人団体などを通じて日本から
巨額の資金が北朝鮮に流れている。
この資金を止めれば、
ムチというより棍棒に近いかもしれないが、
北朝鮮は強く反発するだろう。
その反発にどう対応するかということである。
わかりやすく言えば、「平和的」に
解決することができそうにない場合、日本はど
ういうテコをもって北朝鮮に核武装を
思い止まらせることができるか、という問題
である。
こう書くと、「好戦的」という批判を浴びそうだが、
私は決してイラク戦争のような軍事的対決を
望んでいるわけではない。
ただ外交の最終手段としての軍
事力を保有していない日本だけに、
目の前にある危機にどう対処するかという問題
から目を背けるわけにはいかないと思っているのだ。
ニューズウィーク日本版の最新号で
コラムニストのピーター・タスカが書いている
ように、
アメリカを抜きにしてこの問題を解決しようとすれば、
日本は防衛予算を
大幅に増やし、かつ北朝鮮だけでなく、
韓国や中国、その他のアジア諸国との緊張
関係を覚悟しなければならなくなる。
アジア諸国と日本の経済的な結びつきを考え
れば、日本独自の安全保障政策は
非現実的であるとも言える。
そうすると、日本は相変わらずアメリカの核の傘の中で、
北朝鮮と対峙する役割を
アメリカに任せながら「後方支援」
ということになるのだろうか。
北朝鮮問題が日
本とアメリカの共通の問題であればそれも
可能かもしれない。
しかし、アメリカに
とってロシアが脅威ではなく、
また中国も脅威でなくなれば、いつまで日本が「戦
略的パートナー」でいられるか分らないのも事実。
北朝鮮問題は、日本の安全保障
にとって重大な危機というだけではなく、
重大な岐路にもなりうる。
そして残念ながら、国連はあまり当てにならない。
われわれ日本人が、そういった現実を
直視しなければならない日は近づきつつある。(藤田)
以上【Newsweek Japan Online】
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