対イラク戦争リポート
〜バグダッドそしてパレスチナから
〜 (アジアプレス・インターナショナル)
アラブで高まる反日感情(3月28日)
「イラク国営テレビ局」
の取材班
(拡大写真)
「日本は米国にやられたヒロシマや
ナガサキを忘れたのか!!」
バグダッドにいる綿井健陽だけでなく、
パレスチナで取材中の古居みずえも現地の人々から
米国の攻撃を支持する日本への痛烈な批判を浴びている。
パレスチナでは毎日、「反米イラク支持」
のデモが発生しており、米国側と見なされた
日本への風当たりは強い。
「こんなに険しい目で見られるのは初めて」
と15年以上もパレスチナ問題を追い続けてきた
古居も驚きを隠せない。
「米国全面支持という小泉首相の発言はアラブと
日本の友好関係をぶち壊し、
人々を親日から反日へ追いやっている」
これは昨日、パレスチナ難民キャンプで働く
日本人から届いたメールである。
彼女は
「日本政府への怒りでわれを忘れてしまいそうだ」
という。
「ものすごい反日感情です」
「こちらでは乗車拒否をされたり、買い物
をしても無視されたり、
精神的苦痛で日本に帰国する人もいます」
難民キャンプからジハード(聖戦)に参加するため、
数千人の義勇兵がイラク入りを目指しているという
噂もあり、現地では
「米英VSイラク」
ではなく
「米英とその支持国VSイスラム」
という対立の構図が浮上しつつある。
いずれにせよ、理念なき日本はアラブで高い
代償を払わされることになるかもしれない。
バグダッドでは今日(28日)も日本人の
「人間の盾」によるデモがある予定。
いまバグダッドに残っているのは9人ぐらいという。
アジアプレス・インターナショナル代表 野中章弘
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