2、
救命に必要な応急手当の基礎実技
1、指式法)
傷病者の顔を横に向ける。
指にハンカチかガーゼ等を巻きつけ、異物を掻き出す。
血液や唾液などの液体の場合は、口の中を良くふき取る。
ポイント
*指で異物などを口の中に押し込まない。
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2、背部こう打方)
傷病者を自分の方に向け側臥位(そくがい)とする。
手の平(手の付け根に近い部分)で肩甲骨の間を強く4回叩く
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3、ハイムリック方法、
傷病者座位にする。
腕を後ろから抱える様に回す。
片手で握り拳をつくり、心か部に当てる。
その上をもう一方の手で握り、
すばやく上内方に向って圧迫する様に押し上げる。
ポイント
*ハイムリック法は小児には用いない。
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4、側胸下部圧法迫)
傷病者を背臥位又は腹臥位にする。
指を広げた手を側胸下部壁に置く。
下部胸郭を下内方に強く引き絞る様に圧迫する。
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5、気道の確保)
片手を額に当て、もう一方の手の人差指と中指の2本を顎先に当て、
これを持ち上げ、気道を確保する。
ポイント
*指で下顎の柔らかい部分を圧迫しない。
*頭を無理に後ろにそらせない。
*首に怪我が疑われる場合は、両手で下顎の
みを引き上げる。
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6、呼吸の確認)
気道を確保した状態で自分の顔を傷病者の胸部側に向ける。
頬を傷病者の口、鼻に近づけ呼吸の音を
確認すると共に自分の頬に傷病者の吐く息を感じとる。
胸腹部を注視し、胸や腹部の上下の動きを見る。
5秒間調べる。
ポイント
*頬はできるだけ傷病者の口、鼻に近づける。
*呼吸も聞こえず、吐く息も感じられず、
胸腹部の動きも無かったら「呼吸無し」と判断する。
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7、昏睡体位(側臥位)
意識がないが呼吸をしていたら、吐物等による窒息を防ぐため、
傷病者を側臥位に(横向き)とし、下顎を前に出し、
上側の肘と膝を軽く曲げる。
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8 人工呼吸の開始)
呼吸が無ければ、人工呼吸を開始する。
気道を確保したまま、額に当てた親指と人差指で鼻をつまむ。
大きく口を開け、傷病者の口を覆い、息を静かに1回吹きこむ。
吹きこんだあと、顔を胸部側に向け胸の動きと呼気を確認してから、
さらに1回吹きこむ。
ポイント
*吹きこむ量は、大人の場合も子供も場合もその傷
病者の胸が軽く膨らむ程度とする。
*吹きこんだ後は顔を胸部側に向け、胸の動きと
呼吸を確認する。
*吹きこんだ時にスムースに吹きこみできない場
合は、口の中をもう一度調べる。
*異物があれば異物を除去を行い、異物が見えな
ければ、もう1度十分に気道を確保して呼気を吹きこみ、呼気がスムース
に入らない場合は、再度、異物除去を試みる。
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9、脈拍の確認)
顎先を引き上げている指(人差指と中指の2本)を喉仏に当てる。
指を横にずらして、指先をくびの脇のくぼみの部分に当てる。
静かに5秒間、脈拍を調べる。
ポイント
*額に手を当てたままにし、気道確保を維持する。
*両方の頚動脈を同時に圧迫してはならない。
*脈拍があれば人工呼吸を続ける。
*脈拍がなければ心拍蘇生法(心臓マッサージと人工呼吸)を行う。
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10、人口呼吸の継続)
傷病者の鼻をつまむ。
息を吸い、傷病者の口全体を覆う。
5秒に1回の割合で息を吹きこむ。
800〜1,200mlの量を1.5〜2.0秒かけて吹きこむ。
時々脈拍を調べる
ポイント
*簡易型の人口呼吸用マスクがあれば、それを使用する。
*人口呼吸は、呼吸が完全に回復するか、救急隊
や医師に引き渡すまで続ける。
*脈拍が触れなくなった時は、ただちに心拍蘇生法を行う。
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11、心臓マッサージの実施)
脈拍を5秒間観察しても、
脈拍が触れない時はただちに心臓マッサージを行う。
圧迫位置の確認の仕方
胸部の側方の肋骨の縁(ふち)に、人差指と中指の2本を置く。
2本の指を、肋骨の縁に沿って剣状突起と
肋骨縁で作られている切痕(せっこん)に達するまで、
中央に移動させる。
さらに中指を切痕まで進めると人差指の置かれた状態になる。
この人差指の置かれた胸骨の真中の位置に、
もう一方の手の付け根を当てる。
他方の手をその手の上に重ねる。
肘をまっすぐに伸ばし、胸を3.5〜5cm圧迫する
(垂直に圧迫する)
肘を曲げて圧迫してはけない。
1分間に80〜100回で15回圧迫する。
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